毎年この時期になると鳴き始めるセミ
多摩地区で最もポピュラーに見られるセミは、「ジリジリジリジリ・・・・・・」
という鳴き声が、油で揚げ物をする時の音に似ているので
アブラゼミと呼ばれる様になったとされるアブラゼミ。
「ミーンミンミンミンミー・・・・・・」という鳴き声でおなじみのミンミンゼミ。
毎年鳴き声が少なくなってきているかなと感じますが
みなさまの印象はいかがでしょうか?
そして夏も終わりだなーと感じさせるツクツクボウシ
「オーシーツクツク、オーシーツクツク、ツクツクボーシ・・・・・・」
という鳴き声から ツクツクボーシと名づけられたそうです。
セミが成虫になってからの期間は限られた短い時間しかありません。
その短い時間で、日本の夏を演出してくれているように感じます。
私たちの耳に入る、目に触れる期間はわずかですが、種類によっては
7~8年間も地中で幼虫として生き、満を持して地上に登場してくるセミ。
耳を傾けて日本の夏を感じてみてはいかがでしょうか。